北の大地で研修中 ニポラー日記
家庭医・総合医をめざして北海道の各地でニポラー(ニポポ研修医ニポポ研修OB)が活躍中です。 そのニポラー(研修医とOB医師)と指導医の日記です。楽しんでお読みください 。
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2011
05,27
13:59
将棋の話
CATEGORY[nipo]
私の趣味の話です。
私が将棋を趣味としたのは医学部6年生の時。
医師国家試験の勉強の息抜きで始めました。
片手に国家試験の過去問、もう片手に将棋の本。
では今回は将棋の面白さについて説明しましょう。
将棋の話第1回、より面白い将棋の見方。
私は毎週日曜日NHKの将棋トーナメントをみています。
野球観戦や、サッカー観戦と同じように将棋をみています。
スポーツよりも素人にはわかりにくく、多少の基礎知識を必要とします。
プロの将棋が面白いのは、人生将棋にかけちゃってる人たちが
本気であのゲームをやってることです。
そして棋士の個性が戦いに如実に表れるわけです。
さて、代表的な棋士の個性について説明しましょう。
羽生善治・・・・言わずと知れた将棋界の第一人者。
現在も7つのタイトルのうち3つを持っている。
どんな戦法も指しこなし、常に最新の戦型の最前線にいる。
若いころは羽生マジックと呼ばれる終盤の逆転術でならしたが
近年ではむしろ中終盤での、他では思い浮かばない婉曲的な指し方が特徴。
*戦型・・・矢倉、四間飛車など、序盤の作戦の形。玉の囲い方と(守備)と攻撃の形で決まる。
序盤の作戦で差がついてしまうと、戦いが始まった時にはすでに負けということもある。
佐藤康光・・・・羽生と同世代。1億と3手読むと言われる精密な読みと、大胆で独創的な力強い指し方が特徴。
果敢に攻める剛直な棋風。ギリギリの攻め合い。混戦にめっぽう強い。
緻密流、変態流と呼ばれる。
*棋風・・・将棋に現れる個性。
*変態流・・・他人が思いつかない独創的な手をさすことから呼ばれるようになった。
森内俊之・・・羽生と同世代。通称羽生世代の一人。名人戦では幾度となく羽生と対戦。
相手の攻めを受け止める強靭な受けに定評がある。通称鉄板流。
趣味はクイズでアタック25に出場し優勝したことがある。
藤井猛・・・・将棋の常識を覆す藤井システムという戦法を生み出した棋士。
現在も人真似はしない、独自の研究で新たな戦法を模索する。
序盤の構想力が素晴らしく、反面終盤はポカも多い。通称ファンタジスタ。
ユーモアあふれる解説でファンも多い。
久保利明・・・・軽い捌きが特徴の振り飛車党。通称 捌きのアーティスト。
駒の効率を重視する棋風。
現在2つのタイトルを保持。押しも押されぬトップ棋士。
*振り飛車・・・将棋の作戦の1つ。飛車を元の位置から横に振ること。反対が居飛車。
*捌き・・・・自分の攻めゴマを相手の駒と交換すること。
例えば攻めの駒と相手の守りの駒を交換することは一般的に有利とされている。
効率よく自分の攻めゴマを相手の駒と交換し、使い切ると美しい。
渡辺明・・・・若き竜王。玉を固く囲い、明快な攻めを繰り出す。通称魔太郎
現代感覚の将棋観の持ち主。解説も明快でわかりやすい。
若さに似合わぬ風格を持ち、勝負術に長ける。
ブログでは競馬の話が半分程度。
*魔太郎・・・魔太郎がくる 、という漫画の主人公。決め台詞 『恨みはらさでおくべきか~』
そっくり
木村一基・・・・通称千駄ヶ谷の受け師。薄い守りでも容易に崩れない。
劣勢でもあきらめない粘り強さが売り。人柄でも人気。
ここ一番で勝ちきれない人間的弱さがある。頑張れ!
*受け師・・・・ヤングジャンプ連載中の将棋漫画「ハチワンダイバー」のキャラクター
メイド服を着た女性棋士、通称「アキバの受け師」にちなんでつけられた。
*千駄ヶ谷・・・・東京の将棋会館のある場所。
深浦康市・・・九州男児。幅広い戦型を指しこなすオールラウンドプレーヤー。
最新定跡の研究に定評あり。
順位戦にて幾度となく頭はねをくらい、不運な降級、昇級な逃しを経験も
不屈の精神で何度でも這い上がる男。混戦の捻じり合いに強い。
*順位戦・・・棋士のランクを決める1年間のリーグ戦。C級2組~A級の5ランク。
A級の優勝者が名人への挑戦権を得る。
それぞれのランクで上位者2~3名が昇級できるが、
同率の場合は前年の成績をもとにした順位により上位者が昇級となる。
降級の場合も同様。同じ成績で順位の差で降級、昇級逃しすることを頭はねと言う。
*捻じり合い・・・・優劣不明の中盤戦での応酬。格闘技でいえば足を止めて殴り合うような感じ。
一発のクリーンヒットで勝負が決まってしまうことも将棋ではままある。
山崎隆之・・・私と同年代。型にはまらない力戦を得意とする。
精神的な脆さもあり、形勢を悲観するとずるずると負けることもある。
「西の王子、東の魔王」と関西所属の山崎と、関東所属の渡辺と並んで称されることもあったが
かたや竜王となりずいぶん差がついてしまった。
棋士の中ではイケメンの部類であり女性ファンも多い。
*力戦・・・・定跡にはまらない将棋。
記憶力や事前の研究によらずその場での読み解読みの力の勝負となる。
橋本崇載・・・通称ハッシー。決め台詞は「マジやべぇ」
金髪にしたり、TV対局でカメラ目線したりやんちゃな面が表面に見えるが、
その実礼儀正しく、将棋も正統派。
地味でネクラと思われる将棋のイメージにまじやべぇと考え、
池袋に将棋BARを作り経営している。
書き出すとまだまだ
止まらないので今日はこの辺で。
こんな人たちが人生かけて本気でやってる将棋が面白くないわけがない!!
では第2回をお楽しみに
[3回]
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コメント[1]
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コメント
通りすがり
明らかにネットで将棋をかなりみている感じで、思わず吹き出してしまいました。藤井先生や渡辺竜王の説明が素敵すぎますw
【2011/05/3101:00】|
URL
|なるみ#553a2c7abc[
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