北の大地で研修中 ニポラー日記
家庭医・総合医をめざして北海道の各地でニポラー(ニポポ研修医ニポポ研修OB)が活躍中です。 そのニポラー(研修医とOB医師)と指導医の日記です。楽しんでお読みください 。
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2010
06,20
08:10
資格が難題!
CATEGORY[未選択]
毎日なんだか忙しい。日々の雑務に追われていろいろなことを振り返らず過ごしているような気がする。気がつけば夕方…なんて日もあって寂しい気分すら感じている。
家庭医療専門医という資格があって、今はそのためのポートフォリオ(レポートのようなもんだ)を一生懸命作っている。振り返りのための生涯学習ツールという触れ込みで、そのための形式も学会が用意してたいへんな入れ込みようである。
この業界はまだまだ歴史が浅くて、各団体、個人が己の地位を確固たるものにしようと努力している真っ最中である。似たような学会が合併したり、英文雑誌を作ったり。専門医はその対外的なアピールも含めたキャンペーンの一環で、まだ次会が2回目という新しい資格である。
受験する者の正直な感想。一部、この資格を熱望する方以外は冷めた目を持っているでしょう。正直、取得したところで何に役に立つか不明。結局、なに?と問われて答えに窮する資格ってどうなんでしょう。試験も応募時期ぎりぎりまで試験会場が決まらなかったり右往左往しているのってどうなんでしょう。将来的に何かの役に立つかもしれないという可能性にかけて、また今受験すればポートフォリオの数が少なくて済むという利点で受験しようとは思いますが、いまひとつ心踊らない資格ではある。
そもそも内省的であろうがなかろうが、患者のために尽くすという一点では各種専門家でさえ家庭医的なのではなかろうかと思う。そのマインドってポートフォリオで測れるのか?やってきたことの証としてはそれでいいが、それなら内科認定医が先じゃないか、と思う。
不確定な中に不確定なものを持ちこむからややこしくなる。歴史を重ねればこれって超えられるものなのだろうか。
専門医がこれから○○をしたいと思っています、という決意表明としてなら理解できる。しかしそれなら試験は不要だ。プログラム修了者すべてにばらまけばいい。
家庭医がなんだ、僕は病院で毎日、患者さんと向き合ってるんだぞ。頭でっかちじゃいかんのだぞ、とひそかに思う。
毎日、忙しいのにポートフォリオに振り回されているのでちょっと書いてみた。連合学会の偉い方々、読まないでね。
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